三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 29』
優しく…
優しく…
先にチューして、
ねっとりと吸いつくようなキスに集中させといて、
ほら、力が抜けてきた。
隆二の上半身を片手で軽く浮かせて…
もちろんキスは継続中で、
優しくバスローブを脱がせた。
唇を離すと、名残惜しそうに追いかけてくる。
もいっかい欲しいか?
俺のキスは極上だろ?
チェリーより、ずっと甘いだろ。
「ん…ふっ…ん」
「はふ…」
その金髪を優しく撫で、首を支えて更に深く吸いつく。
このフィット感、たまんねぇな。
まるで俺様のために、
俺の人型に合わせて、唇もどこもかしこも、
この鎖骨の窪みさえも、
“入れたい場所”も、
何もかもが俺仕様に作られてんじゃないの。
そうだろ?隆二…
「ちゅ…ああ、しっくりくる」
声に出しちまった…
「う…ん、早く!臣…」
ほら、のってきた。
相方の下着を下げた。
俺のは?
とっくに履いてなかったな。
もそもそと自分を確かめて、スタンバイOK!
「…優しく、ね」
耳元で囁かれた。
あれ?
ローション、どこだっけ?
段取り悪っ!
焦んなよ、臣。
痛くないようにしないとな。
つづく
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