三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 27』

「舌の器用さがどうのこうのって言うけど…んっ…お前の方が余程器用…あっ!んっ…ん…」



ちゅる…



これでもかってヤラシイ音を立てて、隆二が口を離した。



俺の精一杯の我慢の証も…



そりゃお目見えするって。



だって、何日ぶりなの?俺たち…



口元を拭いながら、また俺の顔を覗き込んだ。



「ほんと、よく寝るよね」



「あ…そうな」



「空の上でも、氷のベッドでも、ここに着いてからも、どんだけ寝てんの」



「そこつっこまないでくれる?音録りで徹夜して、その足で空港行って、寝てないつったろ」



隆二はしばらく無言で、なんとも複雑な表情を浮かべている。



いや、そこは素直に喜べよ。



そんだけ愛されてるって証拠だろ。



「俺の“ヒビ”埋めたいんなら、3日くらい寝ないでかかってこい」



…無茶言うなよ。



どっちが俺様かワカンねぇじゃん。



これ以上虐めたら、流石の俺も泣くよ、マジで。



あれ?



どっかで聞いたようなセリフ。



「…っしょ」



ふわりと俺の上に跨がった。



今度は人差し指でゆっくり俺の正中線をなぞる。



「あ!…くすぐったい」



「また鍛えたね。男らしい筋肉…」



「俺ばっかもて遊んでないで、お前も脱げよ」



「臣…」



「入れたい?」




つづく





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