三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 25』

どれくらい経ったろう。



ベッドに突っ伏したまま、いつの間にか眠ってた。



バスローブ、隆二が着せてくれたのかな。



ゴロンと仰向きになって目を開けた。



すぐ隣に隆二が座っていて、俺の顔を覗き込んでる。



「俺…寝てた?」



「うん、爆睡してた」



「…放ったらかして、ごめん」



手の甲を額に当てて、また目を瞑った。



「あのさぁ」



「ん?」



目を開くと顔のすぐ前に、赤い物体が2個揺れている。



「チェリー買ったの?」



「ああ、買ったよ」



「いつの間に?」



「お前がスーパーのトイレに行ってる間に」



「何に使うの?」



…へ?



”何に使うの?”って変な質問…



「舌の器用さを俺にアピールする為?」



えっと…どゆこと?



「どゆこと?」



二度見じゃなくて、心と言葉で二度聞きした。



「チェリーのこの芯っていうか軸を、舌で巻いて輪っか作って、キスの上手さを俺にアピールする為?」



は?



マジでどゆこと?



「ちげーよ」



「じゃあ何に使うの?」



”使う”って聞き方がそもそも変じゃね?



「デ、デザートに使う」



「使うって言い方、可笑しいだろ」



待て、こら💦この天邪鬼め‼



“使う”って、お前が言い出したんだろ!



「デザート以外にも使えるんだよ、例えばこんな風に…」



相方は俺が着ているバスローブの前をはだけて、真っ赤なチェリーを胸から下半身へと滑らせた。



つづく

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