三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 ⑯』
真っ白な雪と氷でできた室内の、中央にあるベッドの上にシーツを敷き、
大きな寝袋を広げた。
寝袋の上にはトナカイの毛皮。
防寒着を脱いで、さっさと隆二が中に入った。
「臣、早くあったまろうよ」
吸湿発熱インナーに裸足か。
結構な薄着だ。
「どう?中、あったかい?」
「ん、わりとね!おいで、抱っこしよ」
いや、なんか照れるな…
いつ以来だろ?
そういや夏祭りの夜に、俺から一緒になろうって提案して、
その後、お互い別の撮影やらなんやらで、
すれ違いが多くなって、
まだ実現できてない。
コイツも同棲の件には一切触れてこねぇし…
久しぶりにカラダを密着させて、素足を絡ませる。
ああ、あったまるな。
人肌…
こんなに暖かくて、快適な暖房は他にない。
「臣…触れて」
「それはマズイぞ、その気になっちまう」
「ダブルサイズっていっても、寝袋の中狭いもんね」
「…じゃ、お預け」
「キスだけなら…」
「う…ん」
こんな体験、そうできるもんじゃない。
静寂に包まれた氷の世界で、絡み合う舌…
「んっ、…ん」
「はっ…ああ…ヤりてぇ」
つづく
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2021.01.07 10:55
2021.01.07 09:58
2021.01.07 05:13