三代目❤夢小説(臣隆編sixth)『冬恋 ⑫』
「すいません。ツレと同じものでボトルあります?」
「はい、すぐにご用意します」
こっちを向いた。
「寝ないの?」
「寝てたまるか」
駆け付け三杯…
「ふぃー…」
グラスを置いて隣を見ると、しかめっ面は消えていて、大きな目を見開いて
またこっちを見てる。
そんな淀みのない瞳で見られてると、
生理現象が…
「ト、トイレ…」
「真っ直ぐ行って、左の奥な」
毛布を丸めて立ち上がり、奴の髪にキスした。
「待ってろ。すぐ戻る」
「カッコつけてないで、はよ行け」
向かう途中で後ろを振り返ると、
口元はへの字で、相変わらずもしゃもしゃやって、俺を見てる。
赤面してんじゃん。
満更でもない…ってか。
天邪鬼め…
あと6時間くらいかな。
何の為の個室なんだ?
もっと、触れされてくれよ。
…隆二。
つづく
2コメント
2021.01.03 00:48
2021.01.03 00:23