『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛38)
「とーちゃん、おろして!」
「とーちゃん言うな💦」
臣が隆臣を降ろすと、隆二の手を持って引っ張り始めた。
「パーパ!早くいくよ‼️」
「えーっ!?パーパも一緒にあれに乗るの?」
「そーよ‼️早くぅ」
「じゃ、じゃあ行ってくるね💦臣、理愛ちゃん💦」
「行ってら✋写メ撮ってやるから」
「それはやめて💦」
「パーパ!早くぅ😠」
「はいはい💦」
隆臣に引っ張られて、隆二はしぶしぶアンパンマン号に乗り込んだ。
「しゅっぱちゅ、しんこー✊」
「おー!!✊」
隆臣の掛け声でちびっこ達も一斉に手を上げた。
幼児に混じって一人髭面の男がフニャッと照れ笑いして座っている。
「やべぇ💦永久保存だな、これ」
臣がiPhoneで連写する。
周辺にいる女性たちはもう大変なことになっている。
「隆二くんヤバすぎ❤️」
「あー❗サングラス掛けた‼️」
「エエ!?やだやだ💦グラサン外して!!お願い💦」
「でも、それもまた素敵じゃない❤️」
結構な数の女性達が、きゃあきゃあ言ってアンパンマン号の後を追っている。
臣の隣で理愛が言った。
「隆二さん、子供みたいな笑顔ですね」
iPhoneを操作しつつ、臣がエクボをみせて笑った。
「中身は天使なんでね」
「ごちそうさまです」
理愛は笑顔で返した。
つづく
~お知らせ~
アンパンマンミュージアムにあるアンパンマン号は乗車できません。
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2019.08.29 09:07
2019.08.29 08:53
2019.08.29 08:32