三代目❤夢小説 『NAOTO編132』
「直ちゃん、どこ?」
「まりあ〜!こっちだよ」
大きなスクリーンがあるシアター専用ルームから直人の声がする。
まりあは買ってきた食材を冷蔵庫に入れ、その部屋に入った。
色鮮やかな革張りのソファーに直人が座っている。
「おいで」
直人に導かれるまま隣に座った。
「遅かったね。なんか話してたの?」
「うん、ちょっと立ち話」
「そっか」
「なに話してたか、聞かないの?」
「ん…二人のこと、信頼してるから」
「…」
「見て!あれ」
スクリーンにCMが流れている。
「まりあ、浴衣もよく似合うね」
「やだ、直ちゃん酔ってる」
「…あれ、広瀬すずだよ」
「わかってるよ」
「まりあそっくりだから、あの白い浴衣もよく似合うだろうなって…」
つづく
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2019.08.18 07:33
2019.08.18 07:05