レンタ彼氏『OMI31』
「うし」
「きゃ!」
臣くんが私をお姫様抱っこした。
「うわ、軽いな!お前…」
「やだ💦降ろして…」
「泣いてる女の子、ほっとけないでしょ」
「臣くん…」
「泣くほど、好きだったのか?アイツのことが」
「違うの…」
「あんな軽い男を好きだった自分に腹が立つの」
「もう未練はないのか?」
「ない」
「そっか」
今はいい…そっくりさんでも、こうやって側にいてくれるから。
でも、朝がきて、臣くんもいなくなって…
一人になったとき、耐えれるのかな?私…
ずっと側にいて抱きしめていて…なんて、
レンタル彼氏に言えるわけない。
彼はそのまま移動して、私をベッドに降ろした。
to be continued…
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