レンタ彼氏『OMI27』
「LINEだろ、今の」
「見ないのか?」
「やだ…怖い」
彼の胸に顔を埋める。
彼は、私の髪を触って優しく囁いた。
「ほら、髪もまだ濡れてるし」
「側にいるから、チェックしてみたら?」
顔を見上げた。
臣にそっくりな二重の目…
なんて優しい目をするの?
「ん?…大丈夫だから安心しろ」
「うん…」
ルームウェアのポケットに入れてたスマホを取り出し、LINEを開いた。
「…ウソでしょ?」
「誰から?」
「元カレ」
「ホントに?なんて言ってんの?」
「会いたいから…」
「ドアを開けてくれって…」
to be continued…
4コメント
2019.06.11 02:26
2019.06.10 14:44
2019.06.10 04:35