レンタ彼氏『OMI⑦』

「仮にも彼氏なんだから、中入ってもいいでしょ?」


そんな台詞…聞いただけで体が熱くなる。


「…臣くん、なんもしない?」


「わかんない」


もう、無理…


顔が火照ってる。


絶対にこんな顔見られたくない。


かといって、家には来ないで!…って拒むこともできない。


だって…どの角度から見ても臣くんそのもの。


それと、コンビニにいるときからずっと続いてる鼻歌。


それって、リアルな臣くんがリリースしたばっかりの
『BLUE SAPPHIRE』でしょ?


ファンならみんな泣いて喜ぶよ。


拒むなんて絶対できない。




マンションの小さな階段を登り始めた私に、彼が後ろから声を掛けた。


「何階?」


「8階よ」


「エレベーターないの?」


「そんな高級マンションじゃないもん」


「ちょっとハードな仕事明けで足にきてんだ、手ぇ引っ張って上ってよ」


彼は私の手を更に強く握りしめた。


「ハードな仕事ってなに?」


「教えてやんない」


to be continued…




マヤ

三代目・BTS妄想ストーリー書いています

4コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2019.05.10 00:59

    @BINおはよー!BINちゃん🙋 8階OKやったん? 凄いね👍 🐽🌹は5年前でも無理だよ 🚶💦💦 臣ちゃんと二人っきりやったら頑張れるね😂 うん👌
  • BIN

    2019.05.09 15:30

    5年前なら、8階おけ!だったなぁ。今は、あかん! だけど、二人きりの8階までなら、お手て、ひっぱったげる! ちゃう、ひっぱってもらう。
  • マヤ

    2019.05.09 13:43

    @omika♡8階建エレベーターなしって、普通はあり得ないそうな🙄 昭和25年以前ならあり得るかもってよ💦 OMIのハードワークといえば?