『W旦那＋(プラス)』 はじめてのおつかい⑦三代目妄想劇場 特別編
ワイワイガヤガヤ夕食タイム。
ELLY「今日は何パーティーだ？」
健二郎「たっくんはじめてのおつかい前夜祭やろ♪」
直己「前夜じゃないだろ？まだ4～5日あるはずだ」
健二郎「直己さん！そこはっきりしないんっすよね？多分俺ら酔っぱらってるから火曜日が何日後かもわかれへん…こんなんで無事に家まで帰れんのか？」
隆二「もう…飲み過ぎでしょ💦みんな今日は泊まってっていいからね！」
直己「そうするか？悪いな」
健二郎「あれ？たっくんもう寝たんか？」
隆臣「たぁくんいるよ♪」
臣が胡座をかいてるそのど真ん中に、隆臣がすっぽりおさまっている。
健二郎「おー‼たっくんおったんか？臣ちゃんと一体化してるからわからへんかった」
隆二「健ちゃん酔ってるから、たっくんあんまり近寄っちゃダメだよ」
健二郎「隆二！なに言うてんねん、俺はほとんどシラフやっちゅうねん」
隆二「でもぐるぐるキテるっしょ？」
健二郎「ぐるぐる…キテるな 笑」
隆二「ほんと酒弱いよね？」
健二郎「これでも飲めるようになった方や！褒めてんか 笑」
ELLY「たぁ坊は何飲んでるの？」
隆二「もう寝る前だからね、たっくんはホットミルク」
隆臣「泡はないのよ」
臣「隆臣も泡泡でぷはーしたいんだよな」
隆臣「にゅうにゅうでもぷはーしゅるよ♫」
ELLY「にゅうにゅうって？」
臣「牛乳のこと 笑」
隆二「ミルク飲んだらネンネしよっか？」
隆二が隆臣の口元についてるミルクを指で拭った。
隆臣「たぁくんまだネンネしないよ」
臣「こんだけ賑やかだったら眠くなんないよな」
隆臣「しょーなのよ」
直己「隆臣、いい綿入れ着てるな」
臣「アンパンマンの両面プリントでお気に入りだよな」
隆臣「パーパがね、パンマンにもらったのよ」
直己「え？アンパンマンから直接？ 笑」
隆二「へへへ…いつのまにかそうなってるみたい」
臣「お気に入りのパンツもだよな？」
隆臣「パンマンのぱんちゅはしゅごいのよ」
隆二「逆さまに履いたら力が出ないぞ 笑」
隆臣「そーなの？とーしゃーんこわいね」
臣「もう大丈夫だよ」
隆二「なんかしたの？」
臣「なんもしてないよな、隆臣」
隆臣「パーパ！ニャーにゃは？」
臣「聞いてないし 笑」
ELLY「あれ？ゲージの中にいないよ」
隆二「子猫ちゃんなら膝の上で寝てるよ」
一同が覗き込むと、隆二の膝の上で丸くなって気持ちよさそうに眠っている。
健二郎「あれ？もう隆二に懐いてるやん」
健二郎とELLYがニヤニヤしている。
隆臣「ニャーにゃと遊びたいな」
隆二「もうぐっすり寝てるから起こしちゃかわいそうだよ」
隆臣「そーね、可愛いね❤️ニャーにゃ」
隆臣が手を伸ばして子猫の頭を撫でた。
隆二「たっくんも可愛いよ」
隆二が隆臣の髪を撫でる。
健二郎「なんやかんや言うてもたっくんにはデレデレ隆二」
健二郎とELLYがまだニヤニヤしている。
隆二「そりゃわが子ほど可愛いものはないよ」
健二郎「はいはいご馳走さま。ELLY、カクテル次何する？」
健二郎がフラつきながらキッチンへ立った。
ELLY「健ちゃん、俺も一緒に作るよ」
健二郎「おう！花の独身同士で仲良くしよか 笑」
ELLYもキッチンに立った。
隆二「エリケンラブラブ❤️直己さん熱燗つけますか？」
直己「ああ、いいよ！自分でするから。子猫起こさないでやって」
隆二「そろそろ足が痺れてきちゃって 笑」
臣「隆二、子猫こっちもらおうか？」
隆二「そうしてくれる？足伸ばしたい💦」
臣「隆臣、ちょっと立っちして」
隆臣「はぁい♫」
隆臣は立ち上がって臣の背中に張り付いた。
臣が両手で隆二の手から子猫を受け取った。
隆臣「きゃあ♫可愛い❤️ちっちゃいね」
隆二「いでで💦痺れた 笑」
隆臣がすぐに臣の横に座って子猫の頭を撫でた。
隆臣「いい匂い♫ふわふわちてるね」
臣「シャンプーしたからな、隆臣もふわふわちてるよ♫」
臣が隆臣の頭を撫でて笑った。
グーンと伸びをして子猫が目を覚ました。
「ミュー」
辺りをキョロキョロ見渡して、臣の手からピョンっと飛び降りた。
隆臣「ニャーにゃ！どこ行くの？」
隆二の膝に乗っかってまた丸くなった。
隆臣「パーパがいいんだって！ニャーにゃ」
臣「お風呂に入れてくれたからママだと思ったのかもな」
隆臣「しゅごいね！パーパ♫」
隆二「マジでか…」
綺麗なヒョウ柄のお腹を隆二が優しく撫でる。
臣「隆臣、名前何にするの？」
隆臣「ニャーにゃの名前？えっとね…」
健二郎「…まさか、たっくん」
キッチンの健二郎が反応した。
隆臣「しゃんだいめにしゅるよ♫」
健二郎「…そーや！まだしゃんだいめ問題解決してへんかったな…あたた💦」
つづく
2コメント
2018.11.28 08:14
2018.11.27 23:56