三代目❤夢小説 『NAOTO編34』
まりあを自宅まで送り届けた翌日、どうしても抜けられない仕事があり、隆臣捜索に参加できず、苛立ちを隠せないでいた直人の元へ、隆臣が無事保護されたと一報が入った。
「…よかった」
怪我もなく無事に自宅へ連れ帰ったと直己からも詳しい報告があり、収録の合間に舞台SETの裏でまりあに連絡をした。
LINE電話には応答がなかった。
既読にもならない。
ーあれから彼と接触して、何かあったんじゃ?
仕事を済ませてからタクシーを飛ばし、保育園までやって来た。
退園時間も過ぎて、園内には職員しか残っていない。
「直人さん、どうかされましたか?」
保育士の女性が声をかけた。
「あの、まりあ先生います?」
「まりあ先生でしたら急用ができたと言って、しばらくお休みされるそうです」
「急用?おかしいな…昨日は何も言ってなかった」
「あの…」
「あ!すみません、碧先生はいらっしゃいますか?」
「それが…碧先生も急用が出来たそうで、本日から長期休暇を取っています」
「…そうですか、ありがとうございます」
直人は急ぎ次のタクシーをひろって保育園を後にした。
つづく
久しぶりの更新です。
週1~2ペースの更新になると思います。
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よろしくお願いします。
2コメント
2018.11.21 11:52
2018.11.21 04:26