三代目❤️夢小説(臣隆編fourth)夏愛25
「へへ…タダでもらっちゃった」
アンパンマンのまま隆二が照れている。
「よかったな」
天狗は優しい声で迎えた。
「そういうつもりじゃないのに」
「みんなちゃんとわかってるって」
「別に助け船出さなくても…」
「大切なカラダに擦り傷でも負わされちゃ堪んねーからな」
「……」
「花火始まるぞ。あと酒買うんだろ?」
「うん」
「それ持ってやるから、貸せ」
「結構重いよ」
臣が焼きそばの入った袋をひったくった。
「左手は俺用にいつもフリーにしとけよ」
臣はまた隆二の手を取り、ギュッと握りしめた。
隆二はお面にあいてる穴から天狗の横顔を見た。
やべぇ…キュンとした
けど、言葉にしたら調子に乗るから、
ぜってぇ言わねーぞ…
つづく
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2018.08.26 12:59
2018.08.26 12:52
2018.08.26 05:01