『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI33 三代目妄想劇場ショートストーリー
隆臣「パーパ、どして泣いてるの?
どこか痛いの?」
隆二「ううん…どこも痛くないよ」
「たっくん待ってね。臣やみんなにLINEするからね」
隆臣「おとーしゃんもいるの?もうお仕事終わり?」
隆二「そうだよ…あーあ、チョコいっぱいつけて…」
隆二は隆臣の口元についているチョコを手で軽く拭いた。
グループLINEを送るとすぐに臣から着信が入った。
『もし…見つかった?』
「うん、いたよ!大丈夫、どこも怪我してない」
『すぐに行くから』
電話をきると、隆二は隆臣を抱っこして立ち上がった。
隆臣「パーパもう行くの?まぁだケーキ残ってるよ」
隆二「ケーキはすぐに買ってあげるから、とにかくここを出よう」
酷い扱いをされてなかったとはいえ、誘拐か連れ去りの類いに違いない。
母屋に行った女が戻ってくる前に隆臣を外に出して、警察に通報しなきゃ…
臣もすぐにやって来る。
隆二「お口チョコでドロドロだけど、すぐ拭いてあげるからね」
隆臣「しゅっぱちゅ?」
隆二「…進行!お外に出るよ」
つづく
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2018.08.26 04:57
2018.08.26 04:54
2018.08.26 03:35