『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI32 三代目妄想劇場ショートストーリー
「たっくん!!!!」
「パーパ❗」
隆臣は口回りにチョコクリームをいっぱいつけてモゴモゴしている。
「隆臣…!!」
隆二は駆け寄り、隆臣を力強く抱きしめた。
「やっと見つけた…」
「パーパ❗おしょかったねー!
もうお仕事いーの?」
「え!?」
隆二が目にいっぱい涙をためて隆臣を見ると、隆臣が話し始めた。
「パーパ❗あのね!たぁくんね!おねーしゃんがかくれんぼしてたらパーパがお迎えにくるからってね!ずーっと待ってたの」
「かくれんぼ?」
「そしたらね!たぁくんお腹がグーっていってね!おねーしゃんがおっきなケーキちゅくってくれたの!」
「え…そーなの?」
「チョコとイチゴがいーっぱいで、もうしゅごいの♪」
「ぜーんぶたぁくんが食べていーのよ♪」
「パーパも食べる?」
隆臣は興奮した様子で、自分の身に起きた出来事を一生懸命隆二に伝えている。
どうやら酷い扱いは受けてなかったようだ。
つづく
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2018.08.24 22:55
2018.08.24 11:37
2018.08.24 08:06