三代目❤️夢小説(臣隆編fourth)夏愛⑩
「だから、わりぃ…って言ってんじゃん」
「おい、ちょっと待て」
ゴツゴツした顔の大柄な男が舌なめずりして隆二に近づいてきた。
「髭生やした厳(いか)ついにーちゃんかと思ったら…綺麗な顔してんじゃん」
「お前両刀使いだもんな!気に入ったの?」
「悪くねぇよ、この顔」
隆二はチッと舌打ちした。
「道、開けろよ」
男はいきなり隆二の顎を持ち、顔を近づけてくる。
「あれ?どっかで見たことあるな、こいつ…」
「酒くせぇ…手ぇ離せよ!!」
「うへぇ!!近くで見るとますます俺好みの綺麗な兄ちゃんだ」
隆二が男の手を振りほどこうとした瞬間だった。
「どけっ!!!」
後ろで見ていた仲間の間を割って男が入ってきた。
つづく
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2018.08.07 11:57
2018.08.07 10:54
2018.08.07 10:27