ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission1-⑦
『じゃあ6人で音合わせします』
イヤモニから声が聞こえた。
健二郎『隆二、寒いんか?そんなにフード目深に被って…あっ!こいつサングラスも着けたままや!』
健ちゃん…勘がいいから気づくか?
RYUJI『わりぃ!集中してっから』
いっ…!?
健二郎『あ、すまん‼話しかけて…』
今の…本当にあのRYUJI?
イントロが流れた。
RYUJIの歌声が響き渡る。
お…臣のパートまで完璧に歌ってる。
サビの部分…
ここは、パフォーマーの見せ場だ。
ダンスもより激しくなる。
俺は、いつしか目を閉じて耳を傾け、リズムをとっていた。
自分の歌声に酔いしれる…
なんだろ?
満たされる…
2番に入る寸前に怒鳴り声が聞こえた…
『No Dancing!!!!!!』
(ノー ダンシング)
………はぁ!?
曲が中断した…
あいつ…
パフォーマーに踊るなって、
なに考えてんだ!?
to be continued…
7コメント
2018.03.28 13:18
2018.03.28 12:10
2018.03.28 12:02