三代目❤夢小説 『直己編24』
翌日、太秦の撮影所に直己の姿があった
珍しく物思いにふけっている
今回訪れた京都では二つの発見があった
一つは心静まる豊かな空間を欲している自分…
そして、美しい女性に胸がざわついている自分だ
昨夜はよく眠れなかった
品があって、しなやかで、それでいて足がしびれたなんて可愛らしい一面もある女性…
結局、竹林にまつわる話の真相も聞いていない
今日も散歩がてら竹林まで行ってみるか?
会えなければそれはそれで構わないし…
そんな出会いと別れがあっても、いいかもしれない
どうこうしようなんて気はなかった
休憩中、椅子に座る俺のもとへスタッフがやって来た
「あの、直己さんにお客様です」
「俺に?」
「浴衣美人っす」
まさか…
つづく
夢小説ですが、直己さん目線でストーリーが進んでいきます。
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