『W旦那+(プラス)』第163話 三代目妄想劇場

数日後、羽田空港国際線旅客ターミナルに三代目メンバーと、隆臣、理愛の姿があった。



理愛は一旦LAへ渡り、とある場所に保管してある宇宙船に乗って母星へ帰る。




LAから飛び立ち、月の軌道に乗り、そこから宇宙へワープする。




今回の旅は一人だが、明るい未来に向けての旅立ちになる。




母星に帰り、乃愛を連れて、またすぐ地球へ戻ってくる。




直人「がんちゃんの子供なら俺らも面倒みるから、安心して連れておいでよ」




ELLY「ヤバイよね、二人の子持ちになるなんて…俺どーしよ」




直己「ELLYがパパになるんじゃないだろ!ゴメンな、理愛ちゃん」




理愛「いえ…あの私…ずっと失礼な態度をとって…申し訳ありませんでした」




直己「あれは君の意志じゃないだろ?」




理愛「でも…直己さんのこと少し怖かったのは事実なんです」




直己「やっぱそうなんだ…」




直人「こんなに優しくて誠実な男、そういないよ」




直己の肩に手を回し、直人が優しくフォローする。




理愛「ええ…そうですね」




直己「一時とはいえ、君のこと疑ってたのは事実だから。本当に申し訳ないことしたね」




理愛「いえ…私の方こそ」




直人「はい!この話はこれでおしまい‼︎」




直人「帰ってきたら子供の面倒うんと見て穴埋めするってさ!な?直己ママ」




直己「もちろんそのつもりだよ」




真っ直ぐに理愛を見つめる直己の瞳は一点の曇りもなかった。




理愛「今なら…剛典さんの言った言葉理解できます」




理愛「直己さんなら安心して任せられます」




直己「ありがとう」




二人のリーダーは肩を組んでニコニコ笑っている。




End





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