『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編「三日遅れの七夕⑧」

臣「もうちょっと飲むだろ?グラス貸して」




隆二「𝑇ℎ𝑎𝑛𝑘 𝑦𝑜𝑢」




臣「水割りorロック?」




隆二「うーん、酔いたい気分だからロックで。あ、いいよ、混ぜなくて」




臣「ほい 」




臣から受け取ったグラスに指を入れ、カラカラと氷を回す。




臣「マドラーあるのに…」




隆二「何か前に見た映画でこうやっててさ。やけに美味そうだったから」




臣「ふーん」




隆二「んく、んく…うーん、染みるぜ」




臣「その”んく、んくっ”って、隆臣の飲み方やめぃ 笑」




隆二「へへへ…」





隆二「さてと、りおの夢は…」




隆二はチョコレートカラーの和紙を、これも迷わず手にした。




臣「ひょっとしてその色”chocolate BOX”繋がりで?」




隆二「もちろん。それしか選ばないだろ?りおは」




隆二「どれどれ?…廉が代わりに書いてくれたみたいだね。えーと、塩飴とりんごジュースとハニだって」





臣「そんな願い事ならお安い御用だ。但しハニは却下」





隆二「ハイハイ。臣と岩ちゃんの決闘が終わってからってことにしとこうね」





臣「おう」





隆二「次、乃愛はこのピンクだろ?ほら、当たり」




臣「流石っす 笑」




隆二「乃愛の夢は…るーたんのお嫁さんだって」





臣「いつでもかかってきなさい。受けて立とう」





隆二「大人気ない 笑」




隆二「陽翔くんはこの大空の色だ。やっぱ当たり。夢は…”乃愛ちゃんのナイトになること”だって」





臣「いいぞ。頑張れ、ひーしゃん」




隆二「ホント大人気ないったら 笑」





臣「なんか文句あっか」





隆二「ないない笑」





つづく


*️⃣超不定期更新にお付き合い下さり、
ありがとうございます。

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