三代目❤夢小説 『直己編②』

一見近寄りがたい雰囲気はあったけど…


怖い方ではなさそう…


「立ち上がれますか」


私は地面に手をつき、ゆっくり立ち上がろうとした


「痛っ…」


足のくるぶし辺りに痛みが走り、そのまま尻餅をつきそうになった


「大丈夫ですか?」


彼が後ろから私を支えてくれたので、なんとか浴衣を汚さずに済んだ


「すみません…」


「よろしければ、俺の肩に」


彼は低くかがんで後ろに手を出した


初対面の男性に背負ってもらうなんて…


少し抵抗があったが、じっとして動かない彼の大きな背中を見ていると、自然に体が動いた





この人は、安心できる…





つづく




夢小説です。
ヒロインに名前はありません。
ヒロインになった気分で読んでみて下さい。



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