『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編「初めてのマック⑥」
隆臣「おこみのやきも、もう入んない」
臣「マック一人で全部平らげるって鼻膨らませてたの、どこのだーれだ❓」
隆臣「…たぁくん眠いので、後はおねしゃす」
臣「仕方ない…お前も手伝え」
マスタードソースをつけたナゲットを摘み「隆二、アーン」と臣が迫る。
ダイエット中と言ってた隆二も自然に口を開いた。
隆二「うん!美味い」
隆臣「パーパ、マスタードって辛い?」
隆臣は仰向けになり、隆二の髭あたりを見ている。
隆二「ちょっとね、でも美味しいよ。たっくんも食べてみる?」
隆臣「もうムリよ」
隆二「そっか」
臣「ポテトもどーじょ♪アーンして」
隆二「たっくんの真似?ウケる🤣…アーン」
隆臣「パーク、パクパクパーパ♪お髭もパクパク♪ふぁぁ…眠い」
隆二「寝てていいよ」
隆臣「あい…」
隆二はハンバーガーを頬張りながら、空いている手で隆臣の頭や頬を撫でる。
臣そっくりな、長い睫毛の先をツンツンしたりもする。
その笑顔は羽根を背負った天上の使いよりも更に、優しさで溢れている。
臣「甘あーまパーパ♪天使の笑顔♫お髭もモグモーグ♪」
隆二「ヘンテコな歌 笑」
臣「おい、全部食っちまおうぜ」
隆二「オケ」
隆臣が食べきれなかった分も、協力し合って全て消化した。
つづく
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