『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編「初めてのマック⑦」

二人の愛息子は大人しくなり、眠っているようだ。



臣「ふぃー…いっぱい食ったな、燃焼しなきゃ」



隆二「ホントだ。ほっぺがふっくらプニプニ♪アイアイ愛してるよ♫父ちゃん♪」



臣「なんだよ今更…てか、お前まで父ちゃんって言うな」



隆二「ふふふ…プニプニ♫」



隆二は手を伸ばし、向かいに座る臣の頬を軽く突いた。



されるがままの臣は、満更でもなさそうに口元を緩ませている。



隆二「たっくん連れて帰ってからジム行く?」



隆臣「いいよん♪そのままお泊りしてくれば?」



臣「あれ❓起きてんじゃん」



隆二「ジムでお泊り?あんな硬い長椅子で寝れないよ」



臣は、しばらく無言で目を泳がせる。



臣「あ…ヤベ💦変なこと想像しちまった」



隆二「…たっくん、エモ父ちゃんに何か言ってやって」



隆臣「おとーしゃんはエモでいいの」



臣「だって。さすがは隆臣。わかってんな」



隆二「どうだかわかんないよ 笑」



隆二のスマホが鳴った。



隆二「廉からだ」



臣「りお、起っきしたのかな?」



隆臣が飛び起きて手を伸ばす。



隆臣「たぁくんが出る!パーパ、スマホ貸してぇ!」



つづく

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