『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(小さな憧れ25)
「下ネタかよ」
臣の反応に隆二は思わずぷーっと吹き出してしまった。
「…臣はそう思うんだ。ウケる」
「ちげーの?」
「別にいいよ、それで」
「なんだそれ…解せねぇな」
「いいんだよねぇ、りお。おやちゅみのチュー♥️」
唇を尖らせてりおの頬に迫る隆二を臣が速攻ブロックする。
「やめろ!俺様のりおに何しやがる」
「るせぇ!俺のりおでもあるんだ。黙ってろ」
「うーん…」
二人の話し声に反応して、りおが臣の方に寝返りをうった。
「しー!起きちゃうじゃんか」
「おめぇが静かにしろ」
「"静かにしろ"だって。おとーしゃん怖いでしゅねぇ。いいこいいこ♪りお、ねんねねんね」
「アンパーンチ✊」
おでこを撫でる隆二の手を目掛けて、りおの小さな拳が飛んできた。
もちろん本人は夢の中で、りおの手を操作してるのは臣だ。
「エモいお話しゅる隆パーパは、あたちに触らないでくだちゃい」
「んだよ😠エモい想像してんのはどっちだ、あ!?やんのか?」
臣と隆二がりおの頭上で顔を近付けた
次の瞬間、寝室のドアが勢いよく開いて隆臣が中に入ってきた。
「りおだけパーパ達と一緒なの!?ズルい😡」
「ニャー😾」
「たっくん!?ニャーにゃも来ちゃったの?」
「たぁくんもパーパ達とここで寝る😡ニャーにゃもそうするって😠いいでちょ?」
つづく
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2022.01.20 00:55
2022.01.19 21:20
2022.01.19 18:55