夢小説♡臣隆特別編 「天空の戯れ」⑦


「す…好きにしていいの?」



ちょい待った!



何する気だ?臣のやつ…



「常識の範囲なら…オケ」



「ボーダーラインがわかんねぇ」



「10数えるから早く言え!」



「いーち、にー…」



「あ‼︎ズリィ!ちょっと待て💦」



「ええっと、好きなところ…」



「早くしろ!さーん、よーん…」



「早ぇーって!えーっと…」



「ごー、ろーく」



「ぜ、全部‼︎」



「…あ!一つしかねぇな、これ」



「えー!3つねぇの?」



「全部好き…からどうやって枝分かれすりゃいいんだ?無茶言うな」



「つまんねぇの」



「なんだよ、やんのか?」



「やるかよ…」



臣の顔に夕陽が差してきた。



その髪から滴る水滴がキラキラ光ってる。



「…サンセット、だな」



夕陽を振り返りもせず、手招きした。



「おいで、臣」



臣は何も言わずに軽く水を掻き分けて、
すぐ側にやってきた。



「チューして、おみ」



片方の眉をヒクッと吊り上げて、口元が緩んだ。



「こんな可愛い女いねぇから…」



「俺、ぜってー浮気しない」



「ホントにぃ?」



「うん」



「絶対?」



「しつけぇ」



「がお‼︎」



「あ!襲われる💦」




END





0コメント

  • 1000 / 1000