レンタ彼氏『OMI④』

「ねぇ、臣くんって呼んでいいの?」


「隆二には見えないだろ?」


「そうだけど…」


「お前んちどっち?」


「こっちだけど、コンビニ寄ってもいい?」


「あ!待って、眼鏡掛けるから」


そうよね。


そのままだとコンビニ客、パニックになるよね。


小さな町だし…




コンビニの中は時間も遅いせいか、一人の客もいない。


中に入ると、奥で待機していた男女のスタッフが出てきた。


「ちょっと!!あの人そっくり」


女性スタッフが臣くんを見てすぐに反応した。


「まさか❗そっくりさんじゃないの?」


男性スタッフが鼻で笑っている。


臣くんは気にする風でもなく、お酒が陳列してある棚の前に立って、口を尖らせている。


「本物だったらどうしよ!」


「臣くん推しで有名だもんな、お前」


私は臣くんの横に立ち、小声で話した。


「臣くん、バレないの?」


「何が?」


そっか…


私も本物だって前提で話してる。


リアルな臣くんがレンタル彼氏で派遣されるわけない。


「なぁ、お前んちロック氷ある?」



to be continued…

4コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2019.05.05 23:53

    @BINロック氷ある? 突然お邪魔するかもよ🎵
  • BIN

    2019.05.05 23:11

    臣くんやぁー😍😍 あっ、🐶ちには、氷あるよー。いつでも、どーぞ😌✋
  • マヤ

    2019.05.05 19:10

    @omika♡こんな時間にごめんね🙏💦 レン臣お待たせぃ✋ 家ん中上がる気やろな😍 普通のレン彼ではあり得んそうな… 夢に出る程、強烈なインパクトがあるストーリー、 かけたらいいなぁ✨ 🐽🌹の力量では難しいけど、妄想の神よ!コイコイ💘こ 笑いの神みたいなの🙄