三代目❤夢小説 『NAOTO編72』
「じゃあ、まりあ先生はこの南向きの部屋で、直人さんはゲストルームを使ってください」
隆二が二人をそれぞれの部屋に案内した。
「ありがとうございます」
「おねーしゃん、しぇんせいなの?」
「そうだよ」
「たっくんが行く保育園の先生だよ」
隆二が隆臣に言った。
「しぇんせいが、たぁくんのお家にしゅむの?」
「はい、しばらくお世話になります」
「なおちゃんも一緒だからね、たっくん」
「しゅごいねー!」
「隆臣くんは何のお仕事してるの?」
まりあが興味津々に尋ねた。
「パンマンはニャーにゃとお散歩してるのよ」
「え?お散歩⁉️」
まりあの足元に子猫がヨチヨチと近づいてきて、下から見上げた。
「ミャーオ」
「きゃ!…可愛い❤️」
「あー!直己が言ってた子猫ちゃんだ」
「直己さんはLINEで?」
「そうだよ、写メ付きで送ってきた」
「綺麗なヒョウ柄のベンガル種ですね」
まりあはその場にしゃがんで子猫の体を優しく撫でた。
「ゴロゴロいってる」
「ここにもいい話し相手がいたね!」
「ホントに…癒される」
みんながチビ猫に集中してる中で、隆臣はまたアンパンマンスーツのフードを被った。
つづく
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2019.02.10 17:26
2019.02.10 14:40