『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編⑥(言葉)

「パーパたらいまぁ♫」


ととととと…と、隆臣が走ってリビングに帰ってきた。


下はパンツ一枚しか履いてない。


隆二「たっくん!スウェットどうしたの?お漏らしした?」


すぐ後ろから臣が追いかけてきた。


臣「ちげーよ!トイレは間に合ったけど、自分でスウェット脱いでそのまま逃げてった」


隆二「ありゃま…」


臣「隆臣!風邪引くから下履きなさい‼︎」


隆臣「やーら💦」


臣「こりゃ!」


臣が捕まえようとすると、上手くかわして隆二に救いを求めた。


隆臣「きゃああ!パーパたしゅけてぇ‼︎」


隆二「たっくん!パンツ一丁じゃ恥ずかしいでしょ?」


隆臣「はじゅかしくないない!ニャーにゃもパンチュはかないでしょ」


隆二「ニャーにゃは猫ちゃんでしょ?たっくんは人間だからパンツ履きなさーい!」


臣「パンツじゃなくて、スウェットな  笑」


隆二「たっくん、おいで!」


隆臣「きゃあ!パーパも鬼なのね!逃げろーっ💦」


そのままリビングに置かれた炬燵の中へ潜っていった。


臣「あれ…どこ行った?」


隆二「臣、たっくん見なかった?」


臣「いや、こっちには来てないよ」


炬燵の中で隆臣は、二人の会話を聞いてププッと笑った。


臣と隆二も顔を見合わせて、ニヤッと笑い合った。


隆二「どこ行ったんだろね?せっかくおいしいジュース用意したのに」


臣「やれやれ…お?コーヒーさんきゅ♫」


隆二「新しい豆、口に合うかな?」


臣「どれ?…」


コーヒーをすする音が聞こえる。


「うん!うまい♫」


隆二「よかったね!臣、美味しい焼き菓子あるんだけど食べる?」


臣「ああ」


隆二「せっかくオヤツもあるのに…」


炬燵の中から小さな声がする。


「あれー?パーパ、たぁくん探さないのね?」


隆二は炬燵をチラッと見てから、臣にウィンクして合図を送った。


つづく

4コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2019.01.14 10:25

    @kiakiaしゃん👸ただいま👋 だいぶやんちゃになってきたぞ(๑>◡<๑) いつもこんな感じで遊んでるんだろね。 天下のイケメンWパーパと一緒に♫ 羨ましいこってす(*´-`) kiaしゃん、ラブ注入👌
  • kia

    2019.01.14 04:53

    うんうん😁わんぱくボーズならやりそうなこった😄しかも逃げ足が速い‼️ だけどさすがパーパ😄たぁくん👦のことわかってるね🥰もうぉ〜この親子👨‍👨‍👦今更ながらほっこりさせてくれるね❤️ 一員になりたいわぁ🎵こんなほっこりstoryを…まやしゃん🌹にもあっぱれ‼️Love💖
  • マヤ

    2019.01.14 02:27

    @chocopon🍓ちゃん、おはよう👋😃☀ 確かに❗たっくんのパンいちはパーパ👼譲りだ‼ ハッピーファミリー👪 マーマがいなくてもこんなにあったかい♨パーパ達の愛情の深さでしょね😊