『W旦那+(プラス)』 はじめてのおつかい35 三代目妄想劇場 特別編
臣「待たせちゃ悪いな」
キッチンに立つ臣がタオルで手を拭いてiPhoneを操作する。
リビングを見ると、隆臣がゲージの前でずっと子猫を見ている。
エレベーターに乗ろうとすると、隆二のiPhoneに臣から着信が入った。
隆二「はい!おみ?なんかあったか?」
臣「隆臣が腹減ったって言うからなんか食べさせようって思ってさ」
隆二「マジで?みんな待たせちゃ悪いよ」
臣「プロデューサーに言ってさ、一旦家で休憩してもらったらどうかな?」
隆二「寒いところでいつまでも待たせちゃ気の毒だもんね、わかった!言ってみるよ」
臣「よろしくな」
隆二はまた外に出て、プロデューサーの元へと向かった。
隆臣「だーれ?パーパなの?」
いつの間にか臣の足に隆臣がまとわりついている。
臣「うん、ほら!隆臣も手伝って」
隆臣「おにぎりちゅくるの?」
臣「いや、おにぎらずだよ」
隆臣「へんな名前ね」
臣「ハハハ…折角だし、みんなにカレーも振る舞おうか」
隆臣「とーしゃん、たぁくんなにしゅるの?」
臣「おし!!じゃあ手を洗って…」
隆臣「はぁい♪」
隆臣専用の踏み台に登り手を洗ってると、臣の大きな手が重なった。
臣「隅々までしっかりな」
隆臣「楽しいね♪おとーしゃん」
臣「親子で共同作業だ」
隆臣「お歌、歌ってぇ!!!」
臣「歌か?なにがいいの?」
隆臣「ライオンさんにしゅる♪」
臣「ライオンさんな 笑」
つづく
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2018.12.26 11:00
2018.12.26 10:35
2018.12.26 09:47