『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI43 三代目妄想劇場ショートストーリー
「え!?もってあと3ヶ月って…」
警察病院の特別病棟。
病室の前には警察官が一人立っている。
廊下の長椅子に腰かけて、隆臣を連れ去った女性の母と隆二が並んで座っている。
二人の会話が聞こえないぐらい距離を開けて、臣が隆臣と遊んでいる。
女性が余命幾ばくもないと聞いて、隆二は無邪気に遊んでいる隆臣を見た。
老母も楽しそうに臣と遊ぶ隆臣を見ている。
「今は父親のところで暮らしてますが、ちょうど同じ位の男の子がいます」
「たかしという名で、娘はたぁくんと呼んでいました」
「事情がおありなんですね…詳しく聞かせていただけますか?」
つづく
4コメント
2018.09.13 11:41
2018.09.13 02:00
2018.09.13 01:37