三代目❤夢小説 『NAOTO編20』
「えーっ…恥ずかしい」
「なになに?気になる」
観念したまりあがスケッチブックを取り出し、直人に渡した。
「開けていい?」
「…どうぞ」
表紙を開くと、えんぴつで描かれたイラストがびっしり並んでいた。
「わぁ!すごいね。これ全部俺?」
「直人さんが描くイラストに比べたら幼稚っぽくて恥ずかしいです」
「そんなことないよ、最近描き始めたの?」
「いえ、ファンになった時から」
パラパラとめくった。
「ホントだ…すごくいっぱい描いたね」
「なんかちょっと痛い子だって思いませんでした?」
「そんなこと…」
「こんなに俺のこと思ってくれるファンがいてくれて嬉しいよ」
つづく
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