ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission 7-⑪

隆二はICUの窓越しに心配そうに恭介を見つめている。



元々顔色がいい方ではない。



白い肌がいっそう青白くなっている。



「太腿の皮膚を移植するって言ってたけど…」



「よぉ!具合はどーだ?」



後ろを振り返ると、真っ黒なサングラスを掛けたRYUJIが立っている。



「…お前!?いつからそこにいた?」



「ふん!おめぇはBOSSのことだけ考えてりゃいーんだよ」



「…なんか食ってきたのか?」



RYUJIは長細い爪楊枝をくわえている。



「BOSSの見舞いにくる前に飯食ってくるバカがいるか!」



「それもそうだけど」



「で?首尾よくいったのか?」



「ああ、成功だって」



「感染症の心配はあるけどってドクターが言ってたよ」



「お?点滴の管外れてねぇか?」



「大変だ‼血が出てる…ナースコールしないと…」



「ったく、この病院は看護師常駐してねぇのか?ICUの意味ねーな」



吐き捨てるように言うと、RYUJIはICUの扉を開けた。



to be continued…




4コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2018.06.21 03:26

    @kia挨拶なんていーのに(*^-^*) RYUJIは入っていーんかぁい👍ってつっこみたくなるでしょ? すぐに謎はとけるよ✌
  • kia

    2018.06.21 01:31

    @マヤまやしゃん、おはよう🙋挨拶しないでコメしてました😅ダメねぇ〜😓 lCUなのにって怒るRYUJIの気持ちはわかるわぁ~でも勝手に入っちゃ、感染のリスクが😓だからダメねぇ〜 あーまたまたマヤマヤできる日々😆 嬉しいね❤
  • マヤ

    2018.06.21 00:58

    @kiakiaしゃんおはよう☀ 最速でいつもありがとう🙏❤ あれお洒落な爪楊枝だっけ? 同じ顔だからいつもグラサンかけてるんだね。ICUに勝手にはいっちゃ、メッ😡⚡だよね。