ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission 7-⑧
TV局の帰りに、カラダを動かしたいとRYUJIが言うので、LDHのジムにやって来た。
二人してジム用のスポーツウェアに着替えて中へ入ろうとすると、ちょうどEXILEのATSUSHIがトレーニングを終えて出てきた。
臣「お疲れ様です」
RYUJI「れーっす」
ATSUSHI「Mステ見たよ。ボーカルサイコーだったな」
臣「ありがとうございます!」
ATSUSHI「特に隆二、いつの間にダンス上達したんだ?キレッキレだったな!隆二マジでかっけ♪」
RYUJI「ATSUSHIさんに誉められちったよ」
RYUJIはニヤニヤしながら臣の方を見ている。
臣「RYUJI!タメ口になってるぞ!
気をつけろ」
RYUJI「…ATSUSHIさん、すいません」
臣「俺からもすみません!」
ATSUSHI「そんなの気にしなくていいよ」
ATSUSHI「それより、隆二さぁ!急に男らしくなったな」
臣「え⁉︎そうですか?」
ATSUSHI「隆二って、髭を生やしてても、男臭くなりきれない中性的な魅力があってさ」
ATSUSHI「そこがまた、ファンの心を捉えて離さない隆二の個性なんだけど」
「今日のMステ見て驚いた。随分と男らしくなったなぁ…てね」
臣「そう…ですか?そばでいつも見てると、そんなに変わった風には見えなくて…」
臣は若干慌てて言った。
隣のRYUJIを見ると、ATSUSHIの前でも対等に渡り合うかの様な、不敵な笑みを浮かべて、ずっしりと立っている。
臣(こいつ…後でたっぷりと、LDHの先輩と話する時のマナー、叩き込んどかないと…)
ATSUSHIは笑顔を見せながら続けた。
「お前たち二人で歌ってる時な…」
「まるで恋人同士みたいだったよ」
to be continued…
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2018.06.15 23:43
2018.06.15 23:39
2018.06.15 13:31