ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission 7-④
しっとりして、優しくて、
大きく包み込むような柔らかな感触…
ダメだよ…その気になる…
誘うように、
更に柔らかいものが、唇を割って入ってくる…
「うん…」
つい声を出してしまった…
でも…この感触
これは恭介のそれとは違って…
顔が交差するときに、軽く当たる高い鼻筋…
長いまつげ…
なによりもこの香り…
これって…
俺はゆっくり目を開けて、その顔を見た。
「…臣!?」
長年連れ添った相方は、目の前で妖艶に笑みを浮かべて言った。
「俺でなきゃ…ダメだろ?」
to be continued…
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2018.06.06 11:30
2018.06.06 10:47
2018.06.06 07:55