ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission2-⑥
俺は焦らすように、唇の先だけで何度もキスを続ける。
離すと、隆二は少し頭を起こして催促するように俺の唇を追いかけてくる…
俺じゃないな…
アイツを求めて…
俺に見せたことがない表情をする。
色気なんてもんじゃない…
全身から吹き出すように溢れるフェロモン…
アイツが…隆二をここまで開拓したのか…
「恭…早く…焦らさないで…」
このまま…
アイツだと思われたまま…
俺は深いキスをしながら、隆二の腰に手をやり、ボクサーブリーフをずらした。
ピクンっと反応する…
「診察台に何か敷いたの?」
「…いつもは固くて冷たいのに…」
かっと顔が熱くなった。
いつも…診察台で愛し合っているのか?
アイツ…職場でなにやってんだ⁉
俺の隆二を…こんなに夢中にさせて……
許せないな…
ボクサーブリーフをゆっくり下ろしながら、隆二と深く舌を絡ませる…
「あ…恭?オレもうMAX…」
確かに…そうだな。
ブリーフを膝まで下げた所で…
ドアをノックする音が聞こえた。
to be continued…
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