ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission2-⑤
ずっと俺の中で燻(くすぶ)っていたもの…
相方は敏感に察知していたかもしれないが…
どうにかこうにか、理性という鍵のついた箱に閉じ込めてあったもの…
それが…
相方の一言で…解かれた…
『恭介…愛してるよ…』
絶対に開けてはいけないパンドラの箱…
箱を開けると…
中から嫉妬と欲望が……溢れだした…
俺は何も語らず、隆二に馬乗りになり、白いシャツに手を掛けた。
ビリリ…
左右に引き裂いた…
ピン!!!!
シャツのボタンが方々に弾け飛ぶ…
何度も見慣れた相方の…
引き締まった肉体が、露(あらわ)になった…
俺は、その肌に唇をあて、舌を這わせた…
「ん……恭…」
「乱暴に…しないで…」
俺は…お前の相方の…
広臣だ。
『恭介』じゃない…
三度目の口づけは
隆二への思いが爆発した…
to be continued…
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2018.04.05 13:55
2018.04.05 13:41
2018.04.05 12:49