『W旦那+(プラス)』番外編⑥ 三代目妄想劇場


夜になり乃愛が駄々をこねて、帰らないと言い出した。




仕方がないので、乃愛一人臣と隆二のマンションに一泊することになった。




乃愛「健たん、エリたん、パパたんもまたねぇ!」



マンションの正面入り口で、隆二に抱っこされて乃愛が手を振っている。




隆臣は遊び疲れておネムになり、臣が先に風呂に入れているので、見送りには出て来てない。





健二郎「姫、またな!」




ELLY「のーあ🎵good night❤」




剛典「俺にまで、またね…って」




ELLYが剛典の肩に手を回し、




「乃愛おっきくなっても、今市くんのお嫁さんになるっていったら、がんちゃんどうすんの?」




剛典「いや、あり得ないでしょ。隆二さんが相手だからどうとかじゃなくて…年の差とか」




健二郎「わからんで!姫やったら言い出しかねんぞ‼」




剛典「いや、たっくんならまだしも…」




ELLY「俺だったらオケ?」




剛典「だから年の差!」




ELLY「オーマイ  ガッ…」




健二郎「ホンマやったら、パパのお嫁さんになる~‼…が一般的やもんな」




健二郎「臣ちゃんも心中穏やかでなさそうやし…」




剛典「臣さんが?乃愛に嫉妬?…まさか…」




健二郎「相手はあの隆二やで!成長した乃愛が真剣にお嫁さんにして欲しい!…なんて言いだしたら、あいつ優しいから、よう断れんのとちゃうか?」




剛典「…冗談キツイっすよ。健二郎さん…」




健二郎「わからんで」




剛典「……」




健二郎「まぁ、それはまだまだ先の事やとして…あいつら大丈夫かなぁ?」




剛典は何やら考え込んでしまって何も返さない。




ELLY「健ちゃん心配ないって!たー坊と乃愛を寝かしつけたら、またイチャラブですぐ仲直りするよ♫」




健二郎「せやな。いろんな障害乗り越えて、やっと幸せな生活送ってるんやもんな」




つづく




















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