三代目❤夢小説 『広臣編11』

「ちょっと待って、靴脱ぐから」


「トランクは?」


「宅急便で明日俺ん家に届く」


相変わらず…


ほとんど手ぶら状態で帰ってきた


靴を脱いでスリッパに履き替えた彼は正面に立ち、両手を広げて言った


「ん、おいで」


その笑顔が好き…


世界で一番好き…


ぴょんっと軽く飛んで彼に抱きついた


彼は高い位置で私を抱きしめた


まるで『花男』の結婚式のワンシーンみたいだ…


彼と頬が触れているところ、


体が密着しているところ、


全てがあったかい…


抱き枕じゃこうはいかない


彼はヒップの下に両手を入れて、


私を抱っこしたまま廊下を歩き始めた


「え?臣、降ろして」


「黙ってろ」


「どこ行くの?」


「手洗いとうがい」


「このまま?」


「悪いか?」


「しっかり掴まってろよ」


私…大きなコアラみたい…


彼はその状態で手早く、手洗いとうがいを済ませた


私、邪魔でしょ?普通…


しっかりと抱いたまま離してくれない


それにしてもさっきから気になる部分が…


「臣…何か太ももに当たってる」


「だからさっき電話で、俺もう無理だって言ったろ?」


「…私、豚汁作んなきゃ」


「食欲より性欲の方が先」


私を抱っこしたまま口づけをし、舌を絡ませてくる…


私も夢中になる…


彼はキスをしながら、寝室まで移動した




つづく



夢小説です。
お相手の女性になった気分で
妄想してみて下さい。

ヒロインは貴女です。

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