『拗ねた兎①』(続•臣隆妄想劇場114)ショートバージョン

隆二「えっと…臣から貰ったピアスと…風呂用のアヒルも一個入れとこ…」




リビングに巨大なトランクを広げ、隆二が荷作りしている。




臣「もう用意してんの?」




臣は廊下に突っ立ったまま、ドアから顔だけ出している。




笑顔はなく、冷たい目をして隆二を見ている。



隆二「2週間つったって、あっという間だよ」




臣「……」




隆二「なに?寒いとこ突っ立ってないで、おいでよ」




臣「俺、ジム行ってくるから」




隆二「あ…そう」




隆二「今日は六本木だから、臣、先に休んでてね」




臣「……」




臣は何も言わず、パタンとドアを閉めた。




隆二「あっ!こらっ、返事は~?」




急いで立ち上がり廊下へ出ると、臣は早々と玄関を出ていった。




隆二「おみっ!チューしないの?」




玄関のドアを開けて通路に出ると、もう臣の姿はどこにもなかった。




(やっぱ2ヶ月は長すぎるか…)




隆二は通路から空を見上げ、ため息をついた。




続く

4コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2018.01.27 11:51

    @ひかりひかりさん♪ありがとうございます(^^) 隆ちゃんピアスと同じくらいアヒルも大切なのかも❤ 漫画ね…どうしましょ? 全然似てない臣隆… ちょっと検討します(笑) お気遣いありがとうございます(^^)
  • マヤ

    2018.01.27 11:49

    @KaoKao!!!Kaokaoちゃん♪いま終わりました。仕事復帰初日です😁 まだまだ万全じゃないですね😢 食いしん坊が復活しない(笑) 心配かけてすみません😣💦 臣ちゃん拗ねちゃいました(笑)
  • ひかり

    2018.01.27 11:45

    アヒルちゃんも持ってく隆二くん、可愛すぎます(///ω///)♪ マヤさん、漫画もお待ちしてます♡ ゆっくりでいいので・・・(* >ω<) まずはお体を大事にしてくださいね!