『温泉旅行③』(続・臣隆妄想劇場40)ショートバージョン
伊豆高原駅から宿へ向かうタクシーの中。
隆二「よく寝てたね」
臣「お豆ちゃん…一人で全部食ったの?」
隆二「うん」
臣「腹パンでしょ?」
タクシーの中で隆二の胃の辺りを触る臣。
隆二は「そうでもないよ」と言い、左手首を回している。
臣「手、どうしたの?」
隆二「誰かさんのせいで、使いすぎた」
臣「えっ⁉︎なんだろ?…凄くエロく聞こえた」
隆二「アホか…片手で豆食ったり、ビール飲んだり忙しかったんだよ」
臣「あ…そ」
そんな会話をしていると、オープンして間もない温泉宿に到着した。
臣はなるべく人目につかないように、露天風呂付きの『離れ特別室』を予約した。
朝夕部屋食なので、水入らずで気兼ねなく過ごせる。
開放感のある特別室は海も一望でき、温水プールや露天風呂が完備されている。
隆二「先に風呂入るよね」
臣「そうだな」
「では、お夕食は19時にご用意させていただきます」仲居はそう言って、部屋を出て行った。
続く
0コメント