『夢の先へ③』(続・臣隆妄想劇場34)



隆二「明日のリハ前に、メンバーにちゃんと伝えなきゃね」



臣「そうだな」



葡萄を食べ終え、二人はベットに移動している。



臣がベットに座り、隆二が前に立ち、



臣の髪をくしゃくしゃ撫で回している。



隆二「臣…今夜はどんなのが欲しいの?」



普段そんなことを口にしない奴が言うと、破壊力が半端ない。



臣「どうしたん?今日はめっちゃヤル気やん」



臣が照れ隠しのつもりか、関西弁で聞く。



隆二「ちゃんと言葉にしないと、してやんない」



臣「…どんなって…具体的に言うの?俺が?」



隆二「あっ!おもしれー…臣!赤くなってんの」



臣「お前っ…人を揶揄(からか)うのも、いい加減…」



臣が言い終える前に、



隆二から唇を合わせてくる。



とろけそうに濃厚で甘い口づけ。



…こいつ、最初っからわかってて?



十分に絡ませたら、



臣の下唇を甘噛みしながら



ゆっくりと隆二が離れる。



あ…ダメだ…



隆二がするこれ…



俺のハートから何から



全部奪っていく…




End

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