『おこた(炬燵)』(臣隆妄想劇場50・番外編)関西弁バージョン
「隆二!いま帰ったで~‼」
「臣、お帰りぃ!」
隆二はリビングに出してあるおこた(炬燵)
に入ってミカンを食べてる。
臣「あー…さぶさぶ~っ‼」
臣が悴(かじか)んだ手に息を吹きかけながら、おこたに入ってる隆二の後ろに張り付いた。
「隆二っ!さぶいさぶいっ💦」
隆二の後ろから頬に冷たい手を当てる臣。
「ひやぁあっ💦冷たっ💦」
「寒いからやめてんか!」
「臣アホちゃうか?」
「風邪引いたらどないすんねん!ホンマにぃ…」
臣「ごめんやしておくれやっしぃ〜や~‼」
隆二「吉本の真似したってアカンで!」
臣「か…か…堪忍なぁ‼」
臣はそう言って冷たい両手で隆二の腰に抱きつく。
隆二「アホなことばっかゆうてんと、はよ風呂で温(ぬく)もってきいや!」
隆二はペシっと臣の手の甲を軽く叩く。
臣「ほな、そうさせてもらいまっさ!」
臣「隆二はもう風呂入ったんか?」
隆二「そんなもん、もうとう(とっく)に入ったわ‼」
臣「もいっかいちゃぽーんとつかれへんけ?」
隆二「そんなことゆうて、またけったいな(おかしな)ことしよう思てんちゃうん?」
臣「あ、バレたぁ?」
臣「すまんの~‼生き~いよ♪」
臣「ほな!ちょっと行ってくるさかいに‼」
隆二「行ってくるって…ホンマに臣はたいそう(大げさ)やなぁ!」
隆二「風呂場そこに見えとるやないか!」
臣「あ!ホンマや‼」
隆二「臣!ただいまのチュウだけ先しとこか?」
臣「せやな!」
ちゅーっ😚❤
臣「…なんか臭いで…」
隆二「あ!そういやワシ、さっきキムチ食うたとこや‼︎」
臣「いーや!あんたかなわんなぁ‼」
臣「それ先に言わんかいな~‼」
隆二「か…か…堪忍なぁ‼」
臣「もうええわ…風呂で温(ぬく)もってこよ…」
寒い寒いと言いながら、着ている服を脱ぎ捨て、風呂場へ入ったかと思ったら、臣が大きな声で喚いた。
「隆二っ!どういうこっちゃ!これ〜…」
「お湯いっこも入ってへんやないか💢」
隆二(あ!しもた!ワシ入った後でお湯はりすんの忘れとった…)
臣「風邪引くがな〜!へーくしょい😫💦」
臣「どないしてくれんねん!」
臣「へーくしょい😫💦💦」
隆二「いや〜!ホンマ堪忍やで💦」
隆二「臣!はよこっち来ておこた入り〜!
すぐにお湯たまるさかいに…」
臣はメンブロのガウンを羽織って風呂場からリビングに飛んできた。
臣「う〜っ…さぶっ😱💦」
臣は隆二の隣に来て、コタツ布団に潜り込む。
隆二「堪忍やで〜臣…」
隆二は臣の後ろに回って両手で臣を包み込む。
やっと温(ぬく)もってきた…
隆二「もいっかいチューしとこか?」
チュ〜っ😘❤️
臣「ん〜…やっぱキムチは堪忍やで💦」
完
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2017.11.19 00:02
2017.11.18 23:34