『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(小さな憧れ⑦)

隆二が廊下に出ると、ちょうど子供部屋からりおをあやしながら理愛が出てきて、鉢合わせた。



「baby起きた?」



「ええ、隆二さんがバスルームに入ってすぐに、微かに泣き声が聞こえたので…」



「ありがとね!理愛ちゃん」



隆二はお腹に入ってる猫を、理愛は両手でりおをそれぞれが大切そうに抱え並んで歩いてると、リビングから乃愛が顔を出した。


「るーたんとマーマもお似合いだと思わない?パパたん」



「今度はママにヤキモチか?乃愛」



「だぁ~ってぇ💦るーたんって誰と居ても素敵なんだもん」



「そりゃそうだけど」



「特にね、スラッとした女の人や、猫ちゃんとお似合いなのよ、パパたんにわかるかなぁ?」



「わかるよ、スレンダーな美人さんがお似合いなんだね」



「そうなの‼️妬いちゃうくらいお似合いなの」



「あ~あ、乃愛もるーたんに似合う女になりたい💦ダイエットしなくちゃね‼️乃愛のチョコ半分あげる」



「ありがと」



「でも俺は今のままの乃愛がいいな」



「そう?」



「だってまだこんなちっちゃいのにさ。ウエスト括れてたりしたら何かヤダな」



困り顔の剛典を見て乃愛から手を回して抱きついた。



「いやん、パパたん可愛い❤️」



「困り顔?」



「うん🎵キュンってした」



「そっか」



「るーたんと出逢ってなかったら、パパたんが金メダルなのにぃ」



「俺はずっとずーっと乃愛の側にいるからね。いつか乃愛の一番になれるといいな」



「かぁわいい💕女の子がみんなきゃあきゃあ言うのわかるぅ‼️乃愛のパパはホントお人形さんみたいね❤️」



「ありがとね‼️チューしよ♪乃愛」



リビングに戻ってきた隆二と理愛が親子のラブラブぶりを目撃した。



「がんちゃんも溺愛系パーパだね💦見てる方が照れる😳」



「隆二さんがいなかったら、最強のライバルになってました」



「アハハ…どっちにしても大変だ」



つづく

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