『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生⑭)

背が高くて、パパにもお父さんにも似ているカッコいいお兄ちゃんが映っている。



『これだぁれ?たぁくんなの?』



「きゃあ‼️隆臣くんよ!」



「隆臣くん、握手してください!」



大きくなった乃愛と同じ位のお姉さんが周りに集まってきた。



『 しゅごー‼️お姉しゃんいっぱいね💦逃げよ!』



あっという間に囲まれた。



『どーしよ…パンマーン‼️たしゅけて💦 』



すると、人々の間からスっと小さな手が伸びてきて、隆臣の腕を掴んだ。



「たぁくん大丈夫?こっちだよ!」



女性達の間をすり抜けて、小さな陽翔が顔を出した。



「ひーしゃん‼️」



やっと声が出た。



「たぁくん、こっち‼️」



「あい✋」



オレンジ色の中を手を繋いで走った。



途中からニャーにゃも加わった。



オレンジの向こうに眩しい光が見えた。



つづく

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