『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生⑫)
隆臣が目を覚ますと、くるくる巻き毛を長めのポニーテールにした色白の女性が横に並んで歩いている。
『ここどこ?ヘンテコね💦たぁくん、ひーしゃんやニャーにゃと遊んでたのに…』
隆臣は隣の女性に声を掛けた。
『おねぇしゃーん!だーれでしゅか?』
そう言ったつもりなのに、自分じゃない声が自分の中から聞こえてきた。
「乃愛、どこで待ち合わせしてるの?」
隆臣はびっくりした。
『乃愛って言ったよ!このおねぇしゃん、乃愛なの?』
隣の女性はなんだかソワソワ嬉しそうにしている。
自分の足元を見てみた。
すらっと長い足が見える。
『たぁくん、なんだかおっきくなってるよ💦』
つづく
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