三代目❤夢小説 『NAOTO編118』

「ん…可愛いキス…」



直人はまりあの頭を両手で優しく包み込み、キスを返す。



直人が離れると、まりあからまたキスの催促をする。



これじゃきりがない。



「なおちゃん…好き」



「ん…」



「もっと触れていいよ、あの日の夜みたいに」



沖縄の夜のことを言ってるのだろう。



「触れると…壊れそうだ」



「イジワル…」



「イジワルなんかしてない」



カラダのほとんどが密着しているが、それ以上はなにもしてこない。



「明日早いから、寝よ」



「ん……意地悪なおちゃん」



「拗ねたまりあも可愛いね」



愛しげにぎゅっと抱きしめた。



二人の鼓動が重なった。



「こうしてるだけで一つになってるみたいだね」



「……」



「あれ?口もきいてくれないの?」



「……」



「まりあ?」



「…すき」



「わかってるよ…」




つづく

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