三代目❤夢小説 『NAOTO編112』
「俺にとっちゃ、それだけメンバーは大切な存在なんだよ」
「はぐらかすなって。俺が大切な存在なんだろ?」
「どこから出てくんのかね?その自信は…」
「長い付き合いだ。ちゃんとわかってるよ」
「そっか…」
「あ、否定しないんだ」
「で?うまくいってんだな」
「そうだね。美味い手料理作ってくれるし、家事は分担だよって言ってんのに世話になってるからって、ほとんどまりあがやってくれる」
「彼女のマンションは引き払ったのか?」
「住んでないのに家賃払うのもどうかって俺が進めてね。引き払った」
「うまくいってんだな」
「うん、妬くなよ、直己」
「妬きはしないけど、順番は間違えんなよ」
「順番って?」
「いきなりの授かり婚で、お前のファン泣かせんじゃないぞ」
「あー、それはない」
「え?…ってことは、まさか」
「うん、多分そのまさかだね。タイミングってもんがあるだろ」
「そっか。直人らしいっちゃ、らしいな」
「俺はいつでもOKなんだけどね」
「彼女色々あって、精神的にも参ってたからさ。無理強いはしたくない」
「お前が相手で、彼女も幸せだな」
「本気で思ってる?」
「思ってるよ」
「おし!じゃあここは俺の奢りな」
つづく
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2019.07.24 10:05
2019.07.24 07:44
2019.07.24 06:31