レンタ彼氏『OMI29』

「なにしにきたの?」



ドア越しに話しかける。



「やっぱいるんじゃん…無視すんなよ」



「帰って!顔も見たくない」



「つれないな」



「話くらい聞けって」



「言い訳なんか聞きたくない!二度と来ないでって言ったでしょ?」



「魔が差したんだ。俺、やっぱお前でなきゃ…」



「…よく言うよ」



「私の両親に会うって約束した日に、すっぽかして浮気してたの誰よ!」



「すぐに会いたいって泣かれたから、断れなかった」



「浮気相手に泣かれたら、結婚を約束してた私よりそっちを優先するんだ」



「……」



「浮気ぐせがある人って一生なおらないっていうもんね!結婚前に気づいて良かった」



「だから、悪かったって」



「もう来ないで!」



「意地張るなよ!ここ開けて」



ドンドンと外から扉を叩く。



「いい加減にしろよ」



いつの間にか私のすぐ後ろに臣くんが立って、低い声で彼に放った。




to be continued…




マヤ

三代目・BTS妄想ストーリー書いています

0コメント

  • 1000 / 1000