『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(楽屋裏⑭)
「きゃー💕可愛すぎるぅ!!!!」
「目覚まし音にしたい😂」
ファンの一人が連れている小学生の女の子が隆臣を見て言った。
「ねぇ、ママ。この子だーれ?」
「隆臣くんっていって、臣くんと隆二くんの子供さんよ」
「そーなんだ!可愛いね、僕」
隆臣「おねーしゃんのおねーしゃんがマーマなの?」
「お姉さんなんて…嬉しいこと言ってくれて」
「そうだよ、私のママよ」
隆臣「マーマ…」
健二郎が隆臣の手をとって、ファンに軽く会釈した。
健二郎「それじゃ、これで」
「皆さん気をつけて帰って下さいね」
「はーい♪」
「健二郎さん、素敵なサプライズをありがとうございました‼️」
健二郎「どういたしまして」
「バイバーイ👋」
隆臣が元気よく手を振る。
「かーわいい❤️」
「写メ撮りたい💦」
「ダメダメ❗ルールは守らなきゃ」
「そーだね」
ファンの姿が遠くなり、声が聞こえなくなったとき、隆臣がポツンっと言った。
「マーマ」
健二郎「なんや?たっくん、ママ欲しいか?」
健二郎が屈んで目線を隆臣に合わせた。
すると、隆臣が甘えたように健二郎に抱きついてきた。
少し時間をおいて、再度健二郎が優しく尋ねる。
健二郎「たっくん、ママ欲しい?」
隆臣「マーマはいらないのよ」
健二郎「そーなん?健ちゃん、てっきりそうかと…」
隆臣「ニャーにゃいるけどねぇ…」
「たぁくんは妹がほしーのよね」
つづく
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2019.05.24 02:21
2019.05.24 02:15
2019.05.24 02:05