『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(楽屋裏⑬)
健二郎「こりゃー!たっくん、そっち行ったらアカンて💦」
健二郎は隆臣を追いかけてドーム内の通路に出てきて、偶然臣のアフミ帰りのファンと出くわした。
「きゃあ‼️隆臣くんよ❗」
「隆臣くん、こんばんは❗」
「あー❗健二郎くんもいる‼️」
健二郎「ああ、皆さんこんばんは💦」
「健ちゃん!握手してください!!」
健二郎「え?みんな臣ちゃんのファンちゃうの?」
「私、推しは臣くんと健ちゃんです❗」
「私も!健二郎さんの舞台見に行きました‼️」
「私はメンバーみんな好きです♪」
隆臣「おねーしゃん、みーんなしゃん代目がいーの?」
「キャー❤️隆臣くんがしゃべった‼️」
「可愛い~❤️」
「マツゲ長ーい!臣くんそっくり❤️」
隆臣「そーなの?」
「ねーねー❗誰かお名前聞いてみて!」
「健二郎さん、ちょっとだけいいですか?」
健二郎「ちょっとだけなら、どーぞ」
「やったー❗」
数人のファンが隆臣の前にやって来た。
健二郎は隆臣のすぐ後ろに立ち、細心の注意を払って見守っている。
「隆臣くん、質問してもいい?」
隆臣「なーんでしゅか?」
「お名前は?」
隆臣は三つ揃いの凛々しいスーツ姿で真っ直ぐ立ち、片手を大きく上げて笑顔で答えた。
「としゃか…たぁくんでしゅ✋」
つづく
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2019.05.22 14:24
2019.05.22 14:09
2019.05.22 14:06